6ヶ月以内のカナダ留学に使える観光ビザ情報
目次
1. 6ヶ月までのカナダ留学なら観光ビザ
1週間から6ヶ月までの留学なら観光ビザでのカナダ留学が可能です。
6ヶ月以内であれば語学学校、専門学校、カレッジなど好きな学校に通うことができます。
観光"ビザ"と言われると「え？ビザを申請しなくちゃいけないの？」と思われそうですが安心してください。
日本人は観光ビザの免除国なのでビザの申請は必要ありません。
ただし以下で説明するようにeTAという渡航許可の申請は必要です。
eTAの申請をしてしまえばパスポートだけで6ヶ月の滞在が可能です。
ここで注意しておきたいのは6ヶ月＝180日ということです。
つまりカナダに入国した日から180日後にはカナダを出国しなければなりません。
180日を1日でも超えた場合、不法滞在となりますので日程は慎重に計画しましょう。
観光ビザの延長も可能です。
延長を申請することで最長1年まで滞在することができます。
なお、観光ビザで働くことはできません。
万が一働いていることが分かれば、今後の渡航やビザの取得に影響が出る可能性があります。
カナダ以外の国への渡航にも影響します。
カナダで働きたい場合は他のビザを検討しましょう。
2.観光ビザの申請方法
日本はカナダへの入国ビザ免除国となっています。
そのため、観光ビザで留学する場合には他のビザのように書類をそろえてカナダ移民局にビザ申請をする、という手続きは必要ありません。
そのかわり、eTAという電子渡航認証の申請が必要です。
eTAは5年間有効でこの期間内であれば何度でもカナダに入国が可能です。
直前での申請も可能ですが、余裕を持って申請をしましょう。
申請自体は30分もあれば終わり、数分で取得が可能です。
（申請費用に7カナダドルかかります）
ISESでは語学学校のお申し込みをして頂いた方にはeTAの申請方法を無料でご案内しています。
学校が決まったら、申請を終わらせましょう。
3.いつから準備を始めるか
出発直前になって学校を決めたり航空券を手配したりすると気持ちが焦って十分な準備ができないものです。
特に航空券は直前になると値段が上がってしまうので余裕を持って準備をしましょう。
観光ビザで行く短期の留学でも、理想としては2ヶ月前をめどに準備を始めたいものです。
留学は学校の決定、パスポートの取得（紀元が迫っていれば更新）、滞在方法の決定、滞在先の決定、保険の申込など、やることはたくさんあります。
できるだけ早めに動き始めましょう。
もちろん留学まで1か月をきった留学でもISESから手配が可能です。
急に留学に行けることになったけど準備は面倒だからプロに任せたい、という場合は全てお任せください。
もちろんサポート費用は無料です。
4.どんな準備が必要？
・ 学校の決定
・ パスポートの有効期限の確認
・ 航空券手配
・ 留学保険手配
・ ホームステイ先手配（アパート・学生寮手配）
・ 現地で使うスマートフォンの手配
・ eTA申請
などの準備が必要です。
5.渡航前にやっておきたいこと
歯科診療
海外での歯科診療は非常に高額です。
海外保険でも歯科診療は補償されなかったりオプションになっていて別途料金が必要です。
日本にいる間に歯の治療は終わらせておくのがベストです。
常備薬の準備
持病がある方は、必ずかかりつけ医に相談して常備薬をもらっておきましょう。
海外の市販薬は日本人には強すぎるものもあって胃を悪くしたりします。
必ず自分に合った薬を持っていくようにしましょう。
6.未成年者が観光ビザで留学する場合
未成年者が単独でカナダに渡航する場合には、追加の書類が必要です。
（カナダは州によって成人年齢が違うため18歳または19歳が未成年となります）
未成年者の場合はパスポートの加えて以下の書類が必要です。
・出生証明書（戸籍謄本を翻訳したもの）
・両親がサインした同意書
（英語またはフランス語で書かれていて両親の住所、電話番号、カナダで未成年の世話をする人の氏名、住所、電話番号が記載されている必要があります）
戸籍謄本を翻訳するのには時間がかかりますので、早めに準備しましょう。
