パース留学の街情報
目次
1.パースの基本情報
パースは西オーストラリア州の州都で、豊かな自然と広大なインド洋が望める観光都市として有名です。
川沿いに街や住宅が立ち並び、公園や広場などもきちんと整備されていて市民の憩いの場になっています。
パースには日本と同じように四季があり、年間の降水量も少なく晴天率が高いのも特徴です。
湿気も少なく過ごしやすい環境で留学生に人気です。
項目 | 概要 |
---|---|
都市名 | パース/Perth |
州 | 西オーストラリア |
日本との時差 | 日本-1時間 |
サマータイム | なし |
最寄り国際空港 | パース国際空港 |
空港からの交通手段 | 電車(約45分)・バス・タクシー |
年間平均気温 | 12.7℃ |

2.パース留学のメリット
美しい自然に囲まれた街
パースは美しい自然に囲まれた都市です。
街の中心部を流れるスワン川は周りに公園や住宅街などが立ち並ぶ一方で、野鳥などの自然動物にも出会うことができます。
郊外にはピナクルズをはじめ、雄大な自然が広がります。
また、世界最大規模の公園「キングス・パーク」は落ち着いた空間で、疲れた留学生のリフレッシュに最適。
便利な小さめの街
パース市内徒歩20分以内のところに飲食店・スーパー・銀行・病院があるコンパクトな街です。
フレンドリーシティ
フレンドリーシティとも呼ばれるほどパースは人が明るく親切です。
パースの人たちはとても優しいので初めての留学でも安心して暮らすことができます。
日本人が少ない
パースはオーストラリアのほかの都市、シドニーやメルボルンに比べると日本人留学生か少なくヨーロッパからの留学生が多めです。
日本人が少ないと、自然と英語を話さなければいけなくなる環境なので英語の上達に役立ちます
このような環境に身を置けば、英語力は短期間で伸ばす事が可能です。
ゆったりとした時間の流れ
パースはシドニー、メルボルンなどの都会に比べてゆったりとした時間が流れています。
そのため勉強の息抜きに公園やビーチでリラックスする留学生も多いです。
街全体が静かで落ち着いているので、勉強に集中したい!という留学生にお勧めです。
最低賃金が高い
パースは全体的に賃金が高いオーストラリアの中でも特に賃金が高い都市です。
できる仕事も多く、比較的仕事探しにも困りません。
ワーキングホリデーで留学する人にもお勧めの都市です。
息抜きできる場所がたくさんある
パースは観光としてとして人気があり世界中から多くの人々が訪れます。
ロットネスト島は美しい海に囲まれており、他にも世界遺産のシャークベイ、ナンバン国立公園にあるピナクルズなど、色んな観光地を楽しむことができます。
またパース動物園ではコアラやカンガルーなどの動物を近くから観察することができます。
ペンギン島には野生のフェアリーペンギンがいて、近くからペンギンを見ることができます。
また公園には無料のバーベキュースペースがあって、留学生が息抜きにバーベキューをしたりしています。
日本ほどバーべキュースペースが混む事もなく快適です。
語学留学生なのに学割がきく
パースでは6週間以上語学学校に通う留学生には学割が適応される制度があります。
公共交通機関は半額以下で利用可能。
映画なども安くなるので生活をするのにとても便利です。
無料のバスがある
市内と近郊にはバスの路線が充実しています。
CAT(The Central Area Transmit)バスと呼ばれる無料バスが循環運行していてシティ、フリーマントル、ジュンダラップ市内中心での移動の交通手段として使われています。
通学費用や移動費用を一部無料にできるのは非常に嬉しいですね。

3.パース留学のデメリット
物価が高い
パースはシドニーやメルボルンほどではありませんが物価が高くなってきています。
外食では3,000円を超える事も珍しくありません。
そのため、ほとんどの留学生は自炊をしています。
ただ最低賃金が高いので、アルバイトをしてカバーすることが可能です。
遊ぶところが少ない
パースには公園やビーチはありますが、いわゆる娯楽施設は少ないです。
休日は基本的にのんびりして過ごすことになります。
孤立した都市
パースは「世界一孤立した街」とも言われます。
それほど他の都市と離れているんです。
「世界一孤立した都市」と言われるゆえんは北米、西欧諸国の主要都市、ロサンゼルス、ニューヨーク、バンクーバー、トロント、ロンドン、パリなどから最も距離が離れていることにも由来します。
メルボルン、シドニー、ゴールドコーストなどに行くには飛行機で何時間もかかります。
オーストラリアの各都市間は距離があることが多いですが、中でもパースは他の都市に行くのが大変な都市です。
ワーキングホリデーでいろんな都市を周りたい方、短期間で他の都市も見てみたい方などにはお勧めできません。
スリが多い
パースでは日本人を狙ったスリが多く報告されています。
日本人はお金を持っていると思われていて狙われます。
パンツのポケットに財布を入れて歩いたりしないようにしましょう。
夜道は危ない
比較的治安は良いパースですが、夜道は出歩かないようにしましょう。
危ないと言われた地域は避けて、女性が一人で夜道を歩かなければいけない場合は必ず男性と一緒に歩きましょう。
日差しが強い
パースは真夏には40度を超える事もあり、紫外線がとても強いです。
紫外線の強さは日本の5倍と言われています。
日よけ止め、帽子、サングラスなどを常に使うようにしましょう。
一日の寒暖差が大きい
パースは晴天率が高く、留学生に人気の街です。
日本と同じように四季があります。
春先や夏には一日の温暖差が10度以上になることも多く、体調を崩す人もいます。
薄めのカーディガンなどを持って、風邪をひかないようにしましょう。
4.パース留学の持ち物
留学するならパスポート、海外留学保険、クレジットカードなどは必須です。
ここではパース留学ならではの持ち物をご紹介します。
日焼け止め
夏のパースは日ざしが強く湿度が下がってカラッと乾燥して過ごしやすいという特徴があります。
日照時間が長くて乾燥が激しく、肌荒れを起こしやすい気候ですのでパースでは、日焼け予防対策が必須です。
英語がままならないうちは、現地で購入するのもどれを買ったらいいか、分からないかもしれません。
日焼け止めなどは、スーツケールの空いたところに押し込めるので1つくらいは持って行っても良いでしょう。
また冬も肌のメンテナンスをするためにも、保湿系の化粧品や乳液、オイルなどを持っていくとよいでしょう。
水着
パースに留学すると海水浴に誘われることがたくさんあります。
その際に必要なのが水着です。
ただ日本の方にはワイヤーの入っていない水着や露出の多い水着は最初は慣れないもの。
日本で気に入って買ったものを持って行くのも良いでしょう。
ちなみにパースにもファストファッションのブランドはたくさんあります。
ユニクロ、Zara、Topshop、H&Mと日本とあまり変わらない種類の衣類が安く買えますので「あれも、これも」と洋服を持って行くのではなく、現地での調達も考えましょう。
5.パースの交通機関
バス
パースではバスは最も手軽な交通手段で市内とその周辺へのアクセスにはバスがお勧めです。
本数も比較的多く、乗客の多い路線では長くても15分間隔、夜間などでも30分間隔で運行されています。
あまり上客の多くない路線でも、最長で60分間隔とそれほど不便なく利用することができます。
CAT
またCATと呼ばれる無料のバスを市内とフリーマントル市内で運行しています。
CATは「となりのトトロ」の猫バスのモデルとなったとも言われるバスなので、留学したら一度は乗ってみましょう。
市内は4路線、フリーマントル市内は2路線が運行しています。
サークルルート
サークルルートは郊外を循環するバスをです。
鉄道駅、ショッピングセンター、高校、大学、シティ、フリーマントルを結んでいます。
フェリー
シティ中心地とスワン川の対岸を結んだフェリーが運航されています。
通勤に利用する方も多く、運行間隔も最長30分と便利です。
電車
早朝から深夜まで、最長でも15分間隔で運行されていますので、通学に使うにも便利です。
ただ夜間は運行間隔が長くなり30分間隔となりますので、夜まで遊んだ日などは注意しましょう。
ICカード スマートライダー
パースにも日本でいうSuica、PASMO、ICOCAと同様にICカードのスマートライダーがあり電車、バス、フェリーなどの公共交通機関で利用できます。
スマートライダーを利用すると運賃が割引になり、オートチャージだとさらに割引額が多くなるなど便利に利用できます。
またスマートライダー利用者はフリートラジットゾーンと呼ばれる範囲内ではすべてのバスや電車を無料で乗降することができます。