留学滞在完全ガイド:最適な選択をするために

目次



1.ホームステイ

ホームステイの概要

特に最初の滞在方法として最も一般的な方法です。
留学先の一般家庭に滞在して、一緒に生活をします。
食事も提供されますが、1日3食、平日は朝晩のみで週末は3食など、国によっても食事の提供スタイルに違いがあります。

現地の生活に慣れたり、文化を知るために最初の一ヶ月くらいホームステイに滞在するのがお勧めです。

ホームステイでの一日

朝起きて自分で朝食を準備するスタイルが多いです。
朝食の準備、と言われると「え・・やったことない」という方もいますが、海外の朝食はシリアルやトーストなど簡単なものです。

朝食が済んだら学校に向かいます。
多くのホームステイではバスや電車、またはその両方を使って学校に通います。
片道30~40分くらいが平均的です。
田舎のホームステイでは徒歩や自転車で通学ということもあります。

学校が終わると友達とカフェで話したり勉強したりといった過ごし方が一般的。
ステイ先によって何時くらいまでに帰ってきて、という決まりがあります。
帰宅が遅くなる場合には、あらかじめステイ先に伝えておきます。

ホームステイのメリット

現地での日常生活を知る事は、その国の文化を知る上でとても大きな経験です。
どのような物を食べるのか、週末はどのように過ごすのか、どんな慣習があるのか。
また会話の中での日本人との考え方の違いなど、日本にいては絶対にできない体験ができます。

生活全てを英語で行わないといけないので、他の滞在方法と比べて英語の上達が早いのも特徴です。
学校が終わって帰ってきてからも英語の勉強を続けているようなものなので、当然と言えば当然ですね。

食事が提供されるのも大きなメリット。
知らない国で3食自分で準備するのは大変なもの。
その点、ホームステイなら食事も料金に入っていて安心です。

ホームステイファミリーと仲良くなり「第二の家族」として交流を深める生徒さんもたくさんいます。
そのような留学生は日本に帰国してからも連絡を取り続け、ホームステイファミリーが日本を訪ねてきたり、留学生が休みを利用してファミリーに合いに行ったりしています。
そのような関係は人生を豊かにします。

ホームステイのデメリット

学生寮などと比べて通学に時間がかかる事が多いです。

また、お金を払っていても「お客様」ではないため、ステイ先のルールを守る必要があります。
それほど厳しいものではありませんが、馴染めない場合にはデメリットとなります。

禁煙の家庭が増えてきたため、タバコを吸う方は時間をかけてステイ先を探す必要があります。

ホームステイの注意点

ホームステイでは家庭ごとにルールがあります。

夕食の時間やシャワーの時間、電話・インターネットの使い方、門限など最初に説明されますが分からなければ何回も確認しましょう。
「どうしても何を言っているかわからない」と言う場合にはカウンセラーに相談しましょう。
うやむやにしておいて「知らないうちにルールを破っていた」というのが一番まずいです。

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2.学生寮

学生寮の概要

語学学校の場合、学生寮を持っている(手配できる)学校は限られます。

学校が直接学生寮を管理している場合もありますが、学生寮を提供する会社と学校が提携していて複数の学校の留学生が滞在する学生寮もあります。

基本的には食事の提供が無い事が多いですが、食事が提供される学生寮もあります。

共同のキッチンがあり、トイレやシャワーも共同という場合が多いです。
部屋は個室と相部屋があり、室内は勉強机と椅子とベッド、クローゼットなどが置かれています。

学生寮の一日

朝起きたら共同のキッチンで朝食の準備です。
ホームステイと同様、シリアルやトーストを作って食べます。

朝食が終わったら学校へ。
学生寮は学校の敷地内や学校の近くにある場合が多いので徒歩での通学が主ですが、少し離れた場所にある場合はバスなどを使って通学します。
学校での昼食は友達とカフェに行ったり、学校のラウンジで軽食を食べます。

夕食は友達と外食をしたり、学生寮に帰ってきて自炊をしたりします。

学生寮のメリット

通学にあまり時間がかからない場合が多いです。

他国の留学生がたくさんいるので友達を作りやすい環境です。
毎日顔を合わせるので自然と友達になれます。

週末には学生寮のメンバーで観光に行ったり、遊びに行く事もあります。
また食べ物を持ち寄って、プチパーティを開く事もあります。

学生寮のデメリット

ホームステイに比べると英語の伸びが遅い傾向にあります。

世界中の留学生がいるので、他国の文化に戸惑う事もあります。
留学先の文化を知る機会がホームステイと比べて少なくなります。

寮がうるさいと感じることもあります。
自分は勉強しよう!と思っていても他の部屋で騒いでいたりパーティをしていたり、と言う事があります。

受入人数が決まっているので定員になってしまう事があります。

短期間での利用が難しく1か月単位での申し込みが必要な場合が多いです。

3.シェア

シェアの概要

アパートや一軒家を何人かでお金を出し合って借りる方法です。

学校でできた友達とシェアを探すパターンと既にシェアをしていて空いた部屋に入るパターンがあります。

日本のような礼金、保証金といったお金は必要がありません。
(保証金が必要な場合はあります)

シェアのメリット

自分のペースで生活ができます。

自炊を中心にして生活をするとホームステイや学生寮よりも安く滞在することができます。

シェアのデメリット

自分で探す必要があります。

現地の日本語のフリーペーパーやネットで探すことができますが、トラブルになったり危ない目にあうこともあります。
部屋の下見に行くときには、必ず友達についてきてもらいましょう。

契約の条件を細かく聞いておかないと後でトラブルになることもあります。

チェックするポイントを留学代理店に聞くなどしてトラブルが無いようにしましょう。

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4.アパート(一人暮らし)

アパートの概要

語学学校のある街の中心地は家賃が高額なことが多く、通学に時間のかかる郊外に借りるのが一般的です。
それでも費用はかなりかかると思っておいた方がいいでしょう。

手続きを全て自分で行う必要があるので、英語力がある程度ないと契約は難しいです。

アパートのメリット

自分のペースで生活ができます。

アパートのデメリット

自分で部屋を探す必要があります。
街の治安、交通の便、契約内容、毎月いくらかかるか、など全て自分で確認をする必要があります。
退出時に費用が必要な場合があります。

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5.まとめとして

留学中の滞在方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

それぞれ良い所も良くない所もあり、どれがベストという訳ではありません。

留学生にとって生活のベースとなる滞在方法はとても重要な問題です。

自分にとってはどの滞在方法がいいんだろうか。
迷ったらISESにご相談ください。
留学の目的は何か、どんな性格がどの滞在に合っているか、予算に合う滞在方法は何かなど。
プロがあなたと一緒に考えます。

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